現役小学校教師が語る幸せな子育て法!小学生の勉強法伝授!

運動ができない子どもは学校が嫌い?運動好きにするには?

 

運動コンプレックスという言葉を知っていますか?
運動ができないことにコンプレックスを感じ、
周りの子に対して引け目を感じる状態です。

 

 

中学校、高校に行くと少し違いますが、
小学生の時に運動ができるかできないは、
死活問題と言っても過言ではありません。

 

 

勉強が全然できなかったとしても、
足がメチャクチャ速いだけで、
その子はクラスのヒーローになれます。
つまりは、逆もまた然りということです。

 

 

運動ができないということについて、
大人は「そんなことくらい」と思い、
勉強ほど熱心にならない親がほとんどです。

 

 

しかし、子どもの自信や自己肯定感は、
小学校時代の運動が大きく関係しています。

 

 

今回は、小学校時代の運動の大切さと、
運動好きにする方法について書いていきます。

 

 

運動ができない子どもは学校が嫌い?

 

 

以前見たある調査によると、
学校を行きたくないと感じる子どもの理由に、
体育の授業が嫌だ
というものがありました。

 

 

私自身も経験がありますが、
苦手な水泳の授業がある日は、
朝から憂鬱になっていました。

 

 

私の場合、水泳以外は、
人並みにできましたので、
憂鬱な気分になる期間も、
短くてすみました。

 

 

しかし、根本的に運動ができない。
いわゆる運動音痴の場合、
毎日のようにある体育の時間は、
憂鬱なものになってしまいます。

 

 

体育の授業の場合は、
教室で行う授業と違って、
人前で明らかな優劣がつきます。

 

 

あいつは足が遅い!
あいつがいると勝てない!
そんな心無い言葉を言う子どもは、
クラスの中に、必ず存在します。

 

 

運動ができないくらいいいじゃない。
大人から見たらそう思えることも、
子どもにとっては、
大きなコンプレックスになります。

 

 

小学校時代に強く感じたコンプレックスは、
大人になった時の自信の無さに、
つながることもありますし、
性格が歪んでしまうことだってあります。

 

 

たかが運動と舐めていてはいけません。
小学校時代だけを考えた場合、
分数の計算ができない以上に、
深刻な問題になるかもしれません。

 

 

運動ができる子どもは伸びていく!

 

 

先ほどとは逆に、運動ができる子。
こういった子は、
自分に自信のある子が多いように感じます。

 

 

自信があるので、人とも積極的に接しますし、
その結果、良い経験ができるかもしれません。

 

 

運動ができる子のイメージを、
運動だけできる子
そんな風に持っている方も、
多いかもしれません。

 

 

確かにそういった子も少なからずいますが、
多くの場合、運動ができる子は、
勉強もある程度できています。

 

 

何よりしっかりと運動しているので、
体が強くたくましくなります。
本気で勉強するにしても、
最後は体力勝負です。

 

 

小学校のこの時期に運動が好きで、
しっかりと体を動かしていることは、
将来の成長にとって、
良いことづくしだと思います。

 

 

運動好きな子どもに育てるためには?

 

 

そんな良いところだらけの運動ですが、
自分の子どもが運動嫌いで困っている。
そんな親御さんも多いでしょう。

 

 

実は、私の娘も、小学校時代は、
超がつくくらいに、
運動が嫌いな子でした。

 

 

運動会のかけっこも、
ビリになるのが恥ずかしいからか、
始まる前から泣いてしまう状態でした(笑)

 

 

運動系の習い事を始めようとしましたが、
かたくなに本人が拒否をしてしまい、
私はお手上げ状態でした。

 

 

そんな時に、中学校教師の主人が、
土日に自分の部活に連れていくようになりました。
主人は当時サッカー部の顧問でした。

 

 

主人が部員の子達にお願いをして、
一緒に走ったりボールを蹴ったりしてくれました。

 

 

できなくても、優しく教えてくれる、
誰も笑ったり、攻めたりしない。
そんな中学校のお兄さん達とやるうちに、
サッカーが好きになっていきました。

 

 

部活が無い日や、早く帰ってきた日も、
主人は娘と一緒にサッカーをやりました。

 

 

今まで運動が苦手だった娘ですが、
体育のサッカーで誰よりも上手に、
ドリブルシュートを決めたそうです。

 

 

それからすごく自信をつけたのか、
中学校に入ってからも、
運動部に入って頑張っています。

 

 

運動好きな子どもにするためには、
親が一緒に運動をすること。
子どもに合った運動環境を用意する。
この2つが大切なのでしょう。

 

 

小学生時代は、運動の観点でいくと、
かなり成長が期待できる時です。
遅いことはありません。
今からでも子どもと一緒に運動しましょう!

 

 

最後に

 

 

子どもは体育の時間が大好き!
体育になるとみんな大喜び!
しかしよく見ると、暗い顔になる子もいます。

 

 

体育の授業中によく見学する子は、
やはり運動が苦手な子です。

 

 

この時代の劣等感は、
将来の自信の無さにつながる。
そんな調査結果もあるそうです。

 

 

子どもの運動音痴にもしっかり目を向けて、
勉強と同様にフォローしてあげましょう!

 

 

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